一つのWebサイトにアクセスした際には、それ以外のドメインにも色々なところにアクセスが発生します。広告もそうですし、画像などのリソースは別ドメインに保存している場合もあるでしょう。 そんな感じでWebサイトにアクセスした際に、利用している外部ドメインに何があるか調べられるのがdnspeepです。

dnspeepの使い方

実行中のデモです。

$ sudo dnspeep 
query name                           server IP            response
AAAA  www.google.com.                8.8.8.8              AAAA: 2404:6800:4004:812::2004
A     lh2.l.google.com.              8.8.8.8              A: 172.217.175.110
AAAA  lh2.l.google.com.              8.8.8.8              AAAA: 2404:6800:4004:81f::200e
A     www.moongift.jp.               8.8.8.8              A: 160.16.124.187
AAAA  www.moongift.jp.               8.8.8.8              NOERROR
AAAA  cloudsearch.googleapis.com.    8.8.8.8              AAAA: 2404:6800:4004:81c::200a

dnspeepはDNSへの問い合わせをウォッチしており、種類やドメイン、DNSサーバのIPアドレス、そしてレスポンスが一覧されます。なおDNS-over-HTTPSはモニタリングでいません。Webサイトの開発中などで、どんなドメインにアクセスが発生しているのか調べるのに便利そうです。

dnspeepはRust製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

jvns/dnspeep: spy on the DNS queries your computer is making