コンピュータの画像を載せる際にパスワードや重要な情報をぼかすことはよくあるかと思います。ぼかしすぎると何があるのかも分からなくなってしまうので、何か大事な情報があるくらいのぼかしにすると思います。いわゆるモザイクの状態です。 しかしDepixを使うとそんなモザイク状態を解除できてしまいます。これはなかなか怖いかも知れません。

Depixの使い方

サンプルのファイルです。

変換結果。Hello from the other sideと読めなくありません。

作ってみた画像ではダメでした。

Depixの仕組みは、解除後の文字をあらかじめ用意しておき、そのマッチングで分析されるようです。デフォルトではWindows 10、7のフォントで書かれた英数字が用意されています。つまり日本語やmacOS、Linuxのモザイク文字分析をするためには準備が必要でしょう。しかし機械学習の力を使えば解析も不可能ではなさそうです。

DepixはPython製のオープンソース・ソフトウェア(Creative Commons)です。

beurtschipper/Depix: Recovers passwords from pixelized screenshots