danfo.js - データを素早く手軽にビジュアル化
データのビジュアライズはとても大きな問題です。ツールによって使い勝手がばらばらで、簡単に使えるものもあれば、とても複雑なものもあります。データ量によって選択肢が変わり、最適な表示方法も異なります。 今回紹介するdanfo.jsは、とても簡単に使えるデータビジュアライズソフトウェアです。
danfo.jsの使い方
danfo.jsの実行例です。データをとってきて、それを3つのパターンでビジュアライズしています。
const df = await dfd.read_csv("https://raw.githubusercontent.com/plotly/datasets/master/finance-charts-apple.csv")
df['AAPL.Open'].plot("div1").box() //makes a box plot
df.plot("div2").table() //display csv as table
new_df = df.set_index({ key: "Date" }) //resets the index to Date column
new_df.plot("div3").line({ columns: ["AAPL.Open", "AAPL.High"] }) //makes a timeseries plot
1つ目はボックス。マウスオーバーで説明が出ます。
テーブル。スクロール対応なので大量のデータでも安心です。
グラフ。これが自動生成されたものというのがすごいです。
danfo.jsはとにかく簡単に使えますので、とりあえずデータをビジュアル化したいという時によいのではないでしょうか。もちろん細かなカスタマイズが必要になったらdanfo.jsでは対応しきれないこともあるでしょう。とはいえ、速攻でビジュアル化を求めるときに便利です。
danfo.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。