地図を元々提供されているままではなく、オリジナルのデータを載せたり、描画方法を変えたいと思ったりすることはないでしょうか。その手のことをしようと思うとGoogleマップでは難しかったりします。そうした目的でよく使われるのがOpenStreetMapです。 今回紹介するcity-roadsもそうした一例になります。地図の道を、方向によって色分けする面白い試みです。

city-roadsの使い方

例えば横浜で作ってみた例。すごいゴチャゴチャですね。

関内駅周辺は整備されているように見えます。

渋谷駅周辺。

倉敷。

city-roadsは道の進み方を可視化することで、その土地の成り立ちを可視化します。東京などはあまり一貫したルールがありませんが、京都や奈良など古都があった場所は綺麗に整備されています。また、後から作られた場所は道の進み方が違うなど、地図の新しい楽しみ方を提案してくれます。

city-roadsはanvaka/city-roads: Visualization of all roads within any cityからフォークしたオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

via 道路を方角ごとに塗り分けると、その街のでき方がわかる :: デイリーポータルZ

mitsuchi/city-roads: Visualization of all roads within any city