macOSがCatalinaにバージョンアップしました。その結果、数多くのソフトウェアが動作しなくなっています。32bitのソフトウェアが使えなくなり、慌てて代替を探した人もいるでしょう。同様にiTunesやiPhotoといったApple製のソフトウェアも使えなくなっています。Appleは後方互換性を平気でなくすので注意が必要です。 そこで使ってみたいのがRetroactiveです。旧バージョンのソフトウェアをmacOS上で動作させるソフトウェアです。

Retroactiveの使い方

起動しました。ApertureとiPhoto、そしてiTunesがmacOS Catalinaで使えるようになります。

アプリケーション本体は別途用意する必要があるので注意してください。

Retroactiveが対応しているのはこの他、macOS MojaveでXcode 11.4を動作させたり、macOS MojaveとmacOS High SierraでFinal Cut Pro 7、Logic Pro 9そしてKeynote ’09を動作させます。こういったソフトウェアが使えないためにOSアップデートを躊躇している方は試してみてもよさそうです。ただしアプリケーション本体は必要なので、ちゃんとバックアップを取ってから行うべきでしょう。

RetroactiveはmacOS用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です

cormiertyshawn895/Retroactive: Run Aperture, iPhoto, and iTunes on macOS Catalina. Xcode 11.4 on macOS Mojave. Final Cut Pro 7, Logic Pro 9, and Keynote ’09 on macOS Mojave or macOS High Sierra.