かつてのARといえば、QRコードに似たマーカーを認識して情報を表示するものでしたが、今では画像認識、位置情報、さらにマーカーレスなんてものも出てきています。スマートフォンの活用によって、ARは大きく進化しています。 そんな新しいARをWebブラウザでも体験できるのがjeelizARです。WebGLを使い、高速な描画が可能です。

jeelizARの使い方

一例です。コーヒーカップはリアルのもの、上にあるポットはARで描画しています。任意のコーヒーカップを認識し、そこにコーヒーを注ぐデモです。

時々外れたりします。

jeelizARは任意の物体を認識し、そこにARオブジェクトを表示します。これまでのように特定の物体だけを認識する訳ではありません。認識にはニューラルネットワークが用いられています。認識速度と精度については改善がいるかも知れませんが、とても面白い技術です。

jeelizARはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

jeeliz/jeelizAR: JavaScript object detection lightweight library for augmented reality (WebXR demos included). It uses convolutional neural networks running on the GPU with WebGL.