電子書籍が数多く登場することで、ePubの需要も増えています。今はMarkdownなどからePubファイルを生成できるソフトウェアも出てきていますが、ちゃんとできているかは確認しなければなりません。そうしないと、特定のビューワーで読めないといった問題にもなりかねません。 そこで使ってみたいのがEPUB-Checkerです。スタンドアローンで使えて、マルチプラットフォームで動作するePubチェッカーです。

EPUB-Checkerの使い方

メイン画面です。ePubファイルを指定します。

検証しました。リソースが一つないようです。

指定したファイルは特に問題ないと踏んでいたのですが、実はリソースが足りていないことが分かりました。改善すべきポイントも出してくれるので、修正は難しくないでしょう。ePub 3.2など新しいフォーマットにも対応しているので、ePubを作った際にはEPUB-Checkerを使ってチェックすべきでしょう。

EPUB-CheckerはJava製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

paginagmbh/EPUB-Checker: Standalone "EPUB-Checker" application for Windows, Mac OS and Linux