iOSやiPadOSなどのアプリを開発している時にはエミュレータを利用します。エミュレータには位置情報をダミーで送ったり、ネットワーク速度を変更したりする機能が用意されていますが、メニューから都度変更するのが面倒です。 そこで使ってみたいのがControlRoomです。エミュレータの動作設定をGUIから簡単に行えます。

ControlRoomの使い方

メイン画面です。

立ち上がっているエミュレータは緑のランプが付きます。

ネットワーク設定を変更する画面。

位置情報の変更。

通知。

バッテリーの変更が即座に反映されます。

ControlRoomを使えばiPhoneはもちろん、iPadやApple Watchなどもまとめて管理できます。アプリの状態を変更することで、特定の状態におけるアプリの動作も簡単にシミュレーションできます。時間や場所、ネットワーク、バッテリーなどアプリを使い続けられるように徹底したシミュレーションをトライしましょう。

ControlRoomはSwift製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

twostraws/ControlRoom: A macOS app to control the Xcode Simulator.