セキュアで安全な実行環境を手に入れるにはサンドボックス化されているのが基本でしょう。OSでは普及していますが、Webブラウザではプライバシーに気を配ったモードがある程度です。 今回紹介するBrowserGapはWebブラウザの中でWebブラウザを実行する試みです。

BrowserGapの使い方

ボタンを押すとWebブラウザが立ち上がります。

Webサイトを開きました。日本語は問題なく表示されます。

文字が若干にじんで見えます。

コンテクストメニューも表示できます。

BrowserGapはサーバサイドでヘッドレスのChromeを実行し、そのレスポンスを描画しています。そのため、サーバとの通信はBrowserGap側で行われます。危険に感じるWebサイトでもBrowserGapを使うことで安全にアクセスできるようになるでしょう。

BrowserGapはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(2-clause BSD lisence)です。

BrowserGap — the Space to Browse Securely. dosycorp/browsergap.ce: UI and backend to turn headless Chrome into a normal browser