最近では開発環境がプロジェクトによって異なることも少なくありません。プログラミング言語自体はもちろん、パッケージ管理のバージョンが異なることもあります。仮想環境で開発することもできますが、rbenvやvirtualenvのようなツールを使うこともよくあります。 今回紹介するStarshipはそんな開発環境の状態を見やすくしてくれるソフトウェアです。

Starshipの使い方

プロンプトにバージョンが表示されます。node 9.5.0、Python 2.7.16が使われているのが分かります。

Virtualenvを使ったところ。Pythonのバージョンが変わったのが分かります。

Gitリポジトリに入ったところ。ブランチ名が表示されるようになります。

StarshipはGitリポジトリ、node/Python/Ruby/Goのバージョン、npm/cargo/poetryといったパッケージ管理のバージョンも表示してくれます。ディレクトリを移動している内に動作しているバージョンが分からなくなるのはよくあるので、Starshipで可視化されるのは便利です。

StarshipはRust製のオープンソース・ソフトウェア(ISC License)です。

starship/starship: ☄?️ The cross-shell prompt for astronauts.