HyperCardは1987年に誕生したアプリケーション開発プラットフォームです。リンクで別なカードに移動したり、音声を鳴らす、オブジェクトを動かすなど当時から高レベルなアプリケーションとなっていました。 そんなHyperCardを現代に蘇らせたのがViperCardです。しかもプラットフォームを固定しないWebベースです。

ViperCardの使い方

懐かしい、ノスタルジックな表示です。

サンプルも多数用意されています。

左側がスタック、右側のツールで編集できます。

矢印キーでオブジェクトを動かせます。そして特定の場所に着いたところでイベントを起こせます。

メニューまで使える再現っぷり!

アニメーションを作ることもできます。

実際に作ったアニメーションGIF。

折り紙の飛行機を操作するゲームです。

ViperCardはイラストを描いたり、ゲームを作ったり、アニメーションを作れるなどHyperCardを彷彿とさせるアプリケーション開発環境となっています。画面は白黒だったり、ドットも粗かったりしますが、それもまた味があると言えるでしょう。

ViperCardはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

ViperCard moltenform/vipercard: An open source rewrite of 1987’s HyperCard