行政で使われるシステムは決して安価ではありません。利用者像が様々であり、ユニバーサルデザインにも気を配らないといけないため、開発工数が増しがちです。しかし、その結果として使い勝手の悪いシステムができるのではな意味がありません。 今回紹介するstatbox2は、新みやざき統計BOXで使われる機能のプロトタイプです。このシステムを実現する業者を選定するにあたって、宮崎県総合政策部統計調査課が自ら作成したプロトタイプになります。

statbox2の使い方

自治体から出ているオープンデータを様々な切り口で可視化しています。

元データは異なりますが、見せ方は同じようです。

カラム地図の場合もあります。

グラフに描画するデータを選択できます。

statbox2はあくまでもプロトタイプですが、これだけのものを作り上げると言うことは専門職であるシステム開発会社へのプレッシャーはかなりものであると予想されます。クライアントサイドではVue3の利用、グラフはd3.jsを指定するなど、担当者の知識量はかなり高そうです。

執筆現在(2019年07月01日)、開発業者の企画を求めています。先進的開発に覚えのある企業の方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

statbox2はJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

statbox2 mtoukei/statbox2: 「新みやざき統計BOX」データ可視化機能のプロトタイプ