GitHub連携のアプリケーション、Webサービスは多数ありますが、その中でも個人的に好きなのがHerokuボタンです。ボタン一つでアプリケーションをHeroku上にデプロイできる魅力的な仕組みです。ダウンロードして設定してデプロイ…などは毎回やっていると飽きてしまいます。 今回紹介するRun on Google CloudはGitHub上のコードをGoogle Cloudにデプロイ、実行できるデモです。

Run on Google Cloudの使い方

Run on Google Cloudの設置は簡単です。以下のようなMarkdownの記法でREADMEに記述するだけです。

[![Run on Google Cloud](https://storage.googleapis.com/cloudrun/button.svg)](https://console.cloud.google.com/cloudshell/editor?shellonly=true&cloudshell_image=gcr.io/ahmetb-public/button&cloudshell_git_repo=YOUR_HTTP_GIT_URL)

ボタンを押してデプロイ中。Dockerも使えるので、ほぼ何でも自由に動かせるでしょう。

デプロイされました。

Run on Google Cloudは課金設定されているプロジェクトに対してのみ利用できます。Herokuとその部分が異なるので若干敷居が高くなるかも知れませんが、Webアプリケーションをさくっと試したいという時には便利な仕組みです。オープンソースのプロジェクトでボタンを設置しておくと、デプロイが簡単に終わって便利そうです。

Run on Google Cloud(デモ)はGo製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

GoogleCloudPlatform/cloud-run-button: Let users deploy your GitHub repos to Google Cloud Run with a single click