機械学習で面倒なのは最初のデータセット作りでしょう。画像のタグ付けを行う場合、まずトレーニング用のデータをアノテーションしなければなりません。この結果によって精度が変わるのでしっかりやらないといけませんが、手間がかかります。 そんなアノテーションを少しでも楽にしてくれるのがCOCO Annotatorです。

COCO Annotatorの使い方

最初にデータセットを作ります。

最初は空です。

検索単語を指定すると、写真を検索して登録してくれます。

データセットの解析結果です。

こちらがアノテーションを行う画面です。本来であれば画像の上に枠をつけたりできます。

デモで試した限りではアノテーション画面がうまく動きませんでした。本来は枠で囲んでタグを付けられます。その情報はCOCOというJSONフォーマットでダウンロードできます。COCOに対応していれば、機械学習のモデル作成時に使えることでしょう。

COCO AnnotatorはVue製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

COCO Annotator jsbroks/coco-annotator: :pencil2: Web-based image segmentation tool for object detection, localization and keypoints