SVGはXMLベースのドローフォーマットで、JavaScriptや他のプログラミング言語から扱いやすいのですが、なかなか広まりません。素のSVGを理解し、使っていくのは敷居が高く、使いやすくラッピングしたライブラリの登場が期待されます。 今回はHaskellを使ってアニメーションするSVGを生成できるReanimateを紹介します。

Reanimateの使い方

Reanimateのデモです。アニメーションしないSVGも生成できます。

アニメーションする例です。LaTeXをアニメーションしながら描きます。

回転。

動くグラフ。

こちらも動きます。

ゲージが動きます。

SVGなのでテキストも使えます。

Reanimateを使えばHaskellでSVGを生成できます。プログラマブルなので、開発者にとっては分かりやすいかも知れません。もちろんHaskellの知識は必要ですが、SVGをドローソフトウェアを使って描くよりも楽そうです。

ReanimateはHaskell製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

Lemmih/reanimate: Reactive framework for animating SVG graphics.