様々な情報がオープンデータ化し、さらにそれらのデータを共通フォーマット化する動きがあります。共通フォーマットになることで再利用性が高まり、異なる企業や国、自治体同士のデータを連係させられるようになります。 今回はgtfspy-webvizを紹介します。GTFS(General Transit Feed Specification)という公共交通機関の時刻表と地理情報を共通フォーマットにしたデータを可視化するソフトウェアです。

gtfspy-webvizの使い方

例えばこんな感じ。バスが地図上に描かれています。

時系列に沿ってバスが動いているのが分かります。

拡大もできます。色が違うものは遅延でしょうか(すみません、分かっていません)。

データを可視化すると見えてくるものがあります。gtfspy-webvizはまさにそうで、地図上にプロットすることで混雑状況であったり、運行上の問題も見えてくるでしょう。それらが共通フォーマットになることで日本の公共交通機関だってgtfspy-webvizで利用できるのです。これが共通フォーマット、オープンデータの素晴らしい点でしょう。

gtfspy-webvizはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Timetable (GTFS) visualization with AngularJS CxAalto/gtfspy-webviz: Interactive tools for GTFS data visualization and analysis