WebAssemblyはネイティブレベルの速度で実行されます。そのため、ローカルのファイルを扱えないという欠点こそあれ、ローカルアプリで行っていた多くの処理がWebブラウザ上で実現できるようになります。 今回はそんな例の一つとして、Webブラウザ上でWebM動画を生成するwebm-wasmを紹介します。

webm-wasmの使い方

動画はプログラムから生成します。

1分を超える動画の生成例。

webm-wasmは何かの動画を変換するのではなく、プログラムから直接WebM動画を生成します。処理に時間はかかりますが、別スレッドなのでWebブラウザが固まる訳ではありません。動画エディタのようなものさえもWebブラウザで実現できるようになるかも知れません。

webm-wasmはC製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

GoogleChromeLabs/webm-wasm: webm-wasm lets you create webm videos in JavaScript via WebAssembly.