Tampermonkeyというのはいわゆるユーザスクリプトを管理、利用するためのソフトウェアです。通常のままでは使い勝手の悪いWebサイトでもユーザスクリプトを使うことで独自の機能や画面の書き換えが可能になります。 デフォルトではTampermonkey上でコードの編集を行いますが、TamperDAVを使うことで自分の好きなエディタが利用できます。

TamperDAVの使い方

Tampermonkeyの設定でScript Syncを有効にして、TamperDAVのURLを指定します。

そうするとスクリプト一覧で操作のところに雲アイコンが追加されます。

雲アイコンをクリックするとエディタが立ち上がって編集できます。保存すれば、それが同期されます。

TamperDAVはWebDAVのようにTampermonkeyのスクリプトをローカルと同期してくれます。正直デフォルトのWebブラウザベースのエディタは高機能ではないのでTamperDAVを使うことでローカルで編集した後Tampermonkeyのエディタに貼り付けるという手間がなくなり、開発が高速になります。

TamperDAVはnode/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Tampermonkey/tamperdav: A WebDAV-like server to sync Tampermonkey scripts and edit them with an external editor