パスワード漏洩事件が相次いで起こっていますが、センセーショナルに語られるのはサーバ側の大量データ漏出に関する話でしょう。個人のパスワード漏洩レベルは頻繁に起こっているはずです。 個人のパスワードはちゃんとパスワード管理を使って適切に運用しましょう。今回はオープンソースのOormiPassを紹介します。

OormiPassの使い方

メイン画面です。あらかじめマスターパスワードは設定しています。

新しいアカウントを登録しています。パスワードは設定条件に沿って自動で生成できます。

ノートにログが記載されます。

OormiPassはシンプルな機能で、履歴管理などはないので間違ってパスワードを上書きしたりしないよう注意が必要そうです。念のためGitなどで別途バージョン管理した方が良いでしょう。データはAESで暗号化されていますので、マスターパスワードが漏洩しない限りは安全と言えそうです。ソフトウェアはマルチプラットフォームで動作しますので、様々な環境を使う人に向いています。

OormiPassはWindows/macOS/Linux用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

oormicreations/OormiPass: Free open source cross platform password manager