Markdownが開発者用ドキュメントのデファクトスタンダードと言える存在になり、とりあえずMarkdownで書いておくという人が増えています。そうすることで将来的にソフトウェアによって多彩な表現が容易に実現できるようになるでしょう。 今回はその一例として、Markdown記法から年表表示を可能にするMarklineを紹介します。

Marklineの使い方

記述法です。リストを使って書きますが、頭に年月日を記述するのがコツです。

* 2012~2014 year to year.
* 2012~2014/02 year to year.
* 1986/06/28~1986/08/14 from date to another date.
* 2012~ year to now.

そうすると以下のように表示できます。

タグを付けたり、色分けもできます。

Marklineは横型の年表表示になっており、歴史などの長い時間経過を表現するのに役立つでしょう。Webページとしては横スクロールは珍しいですが、説明などが伴う場合には縦より横の方が便利です。

MarklineはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Markline hotoo/markline: Timeline via Markdown.