QRコードは世界中で使われています。その扱える情報量は英数字であれば4,296文字までですが、誤り訂正のレベルを上げればもっと減少します。QRコードのサイズも大きくなってしまうデメリットもあります。 そこで生み出されたのがtxqrです。QRコードをアニメーションさせることで情報伝達量を増やそうという試みです。

txqrの使い方

Web版の画面です。このQRコードを読み込んだタイミングでアニメーションが開始されるはずなのですが、筆者環境ではうまく動きませんでした。

iOSアプリで試しているところ。8%までは読み込むのですが、これ以上進まず…。

コンソール版。画像を送ろうとしているのですが、途中でアプリが落ちてしまいました。

試したところ、うまく動いていないのですがコンセプトは面白いです。QRコードを高速に差し替えることで、画像などのデータを転送します。QRコードを連続スキャンして情報量を増やすというアイディアもありますが、それと同じような考え方です。ただしアニメーションなので紙などには向きません。デジタル間のデータ通信にこそ使える仕組みです。

txqrはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

divan/txqr: Transfer data via animated QR codes