ターミナル上で画像を表示する方法は幾つかあります。iTerm2などは独自に画像表示を行う機能がありますが、それではなかなか標準として広がっていきません。ターミナル界隈ではSixelがその有力候補として知られています。 今回紹介するlsixはターミナル上で画像を表示するソフトウェアで、lsでファイル名の代わりに画像を表示するといったコンセプトになっています。

lsixの使い方

PNGの表示例。

JPEGもいけます。画像はサムネイルで小さく表示されます。

lsixは任意のターミナルで使える訳ではなく、Sixelに対応している必要があります。macOSの場合はmltermであったり、WindowsはRLoginが良いようです。ターミナル上で思った以上にはっきりとした画像が出るので、ぜひ試してみてください。

lsixはShellスクリプト製のオープンソース・ソフトウェア(GPL v3)です。

hackerb9/lsix: Like “ls”, but for images. Shows thumbnails in terminal using sixel graphics.