Appleはアプリビジネスを突き詰めるために、あまりWebには力を入れていないイメージがあります。とはいえ、iCloudのWeb版(Keynoteなどを含め)であったりSafariなどWeb技術にも目を向けつつあります。 そんな中、Appleの提供する各種サービスのJavaScript Kitが提供されてきています。今回はApple Music用のJavaScript Kitを使ったApple Music web playerを紹介します。

Apple Music web playerの使い方

トップページです。これはログイン前です。

ログインはApple IDを使って行います。

ログイン後。最近追加した曲です。

アーティストを選んだ画面。

再生もできます。

プレイリストも使えます。

Apple Music web playerはiTunesなどで使えている機能がそのまま利用できます。音楽の購入などはできないようですが、ただ聴くだけであればWebブラウザで十分ではないでしょうか。ストレージを食うこともないので、低リソースな環境でも問題ないでしょう。

Apple Music web playerはTypeScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

デモ naveedgol/apple-music-web-player: Apple Music web player