最新のmacOS Mojaveではダイナミック・デスクトップという機能があります。時間に合わせて壁紙が変化するもので、朝や昼、夜など情景に合わせて壁紙の写真が変化します。これで徹夜で作業している時に時間を見ずとも時間帯が分かる訳です。 そんなダイナミック・デスクトップに対応した壁紙を作成できるソフトウェアがwallpapperです。

wallpapperの使い方

作成した壁紙です。ファイルの拡張子はheicとなっており、Appleの作った画像形式となっています。

wallpapperを使う際には設定を記述したJSONファイルを用意します。そしてコマンドを入力します。

wallpapper -i wallpapper.json

設定ファイルでは高度と方位、そして画像を指定します。それによって太陽の位置によって画像が自動的に切り替わる仕組みとなっています。単純に時間だけで変えている訳ではないようです。wallpapperを使えば同じ場所を撮影したもの以外でもダイナミック・デスクトップにできるでしょう。

wallpapperはmacOS用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

mczachurski/wallpapper: Console application for creating dynamic wallpapers for macOS Mojave