GUIアプリケーションを使えばできるのは分かっていながらも、自動化や連続処理を考えるとCUIで処理したいと考えるでしょう。テキストやファイル名などであれば簡単ですが、バイナリファイルとなると面倒そうです。 そこで画像を簡易的に処理してくれるコマンド、mergiを紹介します。よくある処理であれば十分こなせるでしょう。

mergiの使い方

画像を横に連結する例。

縦に連結。

切り抜き。

ちょっと重たいですが、画像がスクロールするアニメーションGIFを作ることもできます。

mergiは画像のマージ、切り抜き、リサイズ、すかし入れ、アニメーションといった5個の画像加工をコマンドでできます。処理の柔軟性はそれほど大きくないかも知れませんが、マッチすればとても使いやすいコマンドになることでしょう。

mergiはGo製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

noelyahan/mergi: Imaging 4 terminal lovers (merge, crop, resize, watermark, animate)