パソコンが普及する前はワープロを使ってドキュメントなどを作成していました。最後の方ではインターネットに接続できるワープロさえありました。書くことに集中できるのでワープロが好きだったという方も多いことでしょう。 そんなワープロの時代に使われていたフォントを再現したのがワープロ明朝です。

ワープロ明朝の使い方

ワープロ明朝はフォントを擬似的に拡大するワープロ特有の処理を再現したフォントです。

縦倍角表示。

横倍角。ありましたね、こういう表示。

ワープロ明朝は今のTrueTypeのようなフォントがなかった頃、大きな文字で印刷しても見栄えが良いように擬似的にスムーズに表示する拡大処理を真似しています。ちょっとだけブロック調、でもどことなく滑らかに見える懐かしいフォントです。

ワープロ明朝はPublic Domainのオープンソース・ソフトウェアです。

ワープロ専用機の拡大処理を再現したフォント「ワープロ明朝」 irori/wapuro-mincho: “ワープロ明朝” - 80’s Japanese word processor like font