WebFontは非常に便利ですが、常にWebFontが良いという訳ではありません。時には画像のが良いということもあるでしょう。例えばデスクトップアプリで使いたいと言った場合や、ドキュメントに使いたい時もあるでしょう。 そこで使ってみたいのがIcon Font to PNGです。WebFontを画像にしてくれるソフトウェアです。

Icon Font to PNGの使い方

インストールは pip で行います。

pip install icon_font_to_png
# macOSは下記
pip install icon_font_to_png --ignore-installed six

まずWebFontをダウンロードしますが、筆者は失敗しました。

icon-font-to-png --download font-awesome

その場合はCSSとWebFontを用意します。そしてパスを指定して実行します。

icon-font-to-png --css font-awesome.css --ttf fontawesome-webfont.ttf --size 64 asterisk

そうすると画像が生成されます。

ALLを指定すると全アイコンが生成されます。

Icon Font to PNGを使えばFont Awesomeであったり、Octiconsのアイコンを画像として出力できます。WebFontのままで使える場合にはそれで問題ないですが、それ以外の場面ではIcon Font to PNGで画像を一気に作ってしまえば応用範囲が広がりそうです。

Icon Font to PNGはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

Pythonity/icon-font-to-png: Python script (and library) for exporting icons from icon fonts (e.g. Font Awesome, Octicons) as PNG images