LaTeXは今なお論文やレポートを書く際に使われています。しかし、環境整備が面倒であったり、インストールするライブラリのサイズが大きいこともあって、もっと手軽に作りたいと思う人が多いのではないでしょうか。 そこで使ってみたいのがLaTeX.jsです。なんとWebブラウザ上で使えるLaTeX環境です。

LaTeX.jsの使い方

メイン画面です。左側がエディタ、右側にHTMLが表示されます。表現力が高いです。

日本語も使えます。

一部の文字が重なってしまっています。

引用、リストなど表現できる情報は多いです。

もちろん計算式も対応しています。

LaTeX.jsはリアルタイムに表示が更新されます。一通り書き終えた後に変換してミスに気付いた、なんて経験がある方には良さそうです。とは言え、変換負荷は小さくなく、若干重たいという難点はあります。WebAssemblyになったりするともの凄く快適に使えそうです。

LaTeX.jsはLiveScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

LaTeX.js - LaTeX to HTML5 translator michael-brade/LaTeX.js: A LaTeX to HTML translator for the browser.