従来のコンピュータでは平面の情報を取り扱うだけでしたが、最近では奥行きを数値化するのがトレンドです。それによってARやVR、MRといった分野に活かされたり、3Dがより本格的に楽しめるようになります。 そんな奥行きを計測するデモを紹介します。Three.jsと組み合わせたDepthKit.jsです。

DepthKit.jsの使い方

デモです。マウスの動きに合わせてレンダリングが変わります。

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別な向きから。

open-source-DepthKit.js-2.png

実際に動かしているところ。この映像自体は前からしか撮っていないはずですが、奥行きを計算することで立体的な動画を作りだしています。

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DepthKit.jsはもちろんWeb技術だけでは無理です。専用のデバイスを使って動画を録画し、それをDepthKit.jsを使って再生しています。WebVRなどへの応用が考えられており、興味深い技術となっています。

DepthKit.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

デモ juniorxsound/DepthKit.js: A plugin for using DepthKit’s volumteric captures in Three.js