Windowsのコマンドプロンプトを使っていると、ターミナルに比べてあまりに貧弱な機能でストレスを感じてしまいます。Windows10ではUbuntuが使えるようになったとは言え、コマンドプロンプト操作のためだけにインストールするのは大げさですし、Cygwinを入れるのも面倒でしょう。 そこで使ってみたいのがClinkです。Clinkを通すことでコマンドプロンプトが多機能になります。

Clinkの使い方

タブキー2回でコマンドを出してくれるようになります。これだけでもかなり便利ですね。

入力補完も付いています。

ClinkはReadlineの他、GitやSubversionコマンドが使えるようになります。さらにクリップボード操作ができたり、Luaによるスクリプト機能も追加されます。カラーリングもされるのでClinkを通じてコマンドプロンプトを立ち上げるようにするだけで作業効率が大幅に効率化するでしょう。

ClinkはWindows用のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

mridgers/clink: Bash’s powerful command line editing in cmd.exe