WebAssemblyはRust、C、C++を使って作成します。しかしJavaScriptに慣れた人にすれば、わざわざ別な言語を利用するのに躊躇してしまうでしょう。管理上も別な言語に分かれるのは不便です。 そこで使ってみたいのがWaltです。Waltは WebAssemblyに変換できるJavaScriptライクな言語です。

Waltの使い方

デモです。単純に42を返すコードです。

これをJavaScriptから呼び出すためのコードです。

WebAssemblyはバイナリです。

Canvasを使ったデモもあります。

こちらはCanvasを使う場合のWaltのコードです。

WaltではDOMは使えないものの、Canvasが利用できます。あくまでもJavaScriptライクで、型指定したりする部分が追加されています。しかし似たような言語で WebAssemblyの実装ができるなら開発者にとって最適ではないでしょうか。

WaltはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Walt Explorer ballercat/walt: Walt is a JavaScript-like syntax for WebAssembly text format WIP