最近のコンテンツはユーザの自由度を上げる方に進んでいます。ユーザが見たい場所、注目したい箇所は人によって違います。それをテクノロジーで可能にします。VRや360度動画などはまさにそうした側面が反映されています。 その一つとしてSwipeVideoを紹介します。見たい角度を自由に変更できるHTML5の動画プレイヤーです。

SwipeVideoの使い方

例です。マウスやスマートフォンでスワイプすると視点が変更できます。

360度動画は自分(撮影ポイント)が基準ですが、SwipeVideoでは一つの撮影対象を取り囲んで撮影し、それをスワイプで移動可能にしています。そのため、どちらかと言うとバレットタイムに近い雰囲気があります。バレットタイムは一瞬を捉える面白さがありますが、SwipeVideoは動画なので動き続けます。同じ対象を撮影し続けるのはもちろん、スワイプで踊る人たちを変えるといった使い方も提案されています。色々な使い方が考えられそうです。

SwipeVideoはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

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