iOSではプライバシーの都合上、位置情報へのアクセスにはユーザの許可が必要になっています。しかし他にも位置情報を取る方法があります。それは写真です。写真にはEXIFとして位置情報が埋め込まれているので、そこから様々な情報にアクセスできます。 それを可視化してくれるのがdetect.locationです。面白い情報がたくさん取れます。

detect.locationの使い方

まず最初に写真ライブラリへのアクセス権が必要です。

これまでに撮影した場所にピンが立ちます。

さらにルートを出す機能もあります。これは位置情報と時間を使っています。

さらに飛行機、電車、車での移動だけをピックアップ。

確かにバイク(トゥクトゥク)に載っています。

さらに移動速度の速い順でリストアップします。

一番速いのは飛行機のようです。

detect.locationでは写真から取得したメタ情報を基に、様々な表現をしてくれます。ルート情報などは面白いでしょう。移動速度が取れているのは知りませんでしたが、これも見返してみるととても面白いです。

detect.locationはObjective-C製、iOS用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

KrauseFx/detect.location: An easy way to access the user’s iOS location data without actually having access