iOS11のMobile SafariからようやくgetUserMediaが使えるようになりました。これによってSafariからもカメラにアクセスできるようになり、Webカメラのように動かせるようになります。 そしてその恩恵を大きく受けそうなプロジェクトがAR.jsです。Webブラウザ向けのARライブラリです。

AR.jsの使い方

マーカー型のARに対応しています。iOS11であればちゃんとオブジェクトが表示されます。

カメラをある程度動かしてもちゃんと追従してくれます。

AR.jsは二年前のスマートフォンであっても60FPSが実現できるレベルで作られています。技術的にはthree.jsを使って3Dオブジェクトの表示を行っており、ARToolkitをEmscriptenやasm.jsによってJavaScriptに変換しているとのことです。

AR.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

jeromeetienne/AR.js: Efficient Augmented Reality for the Web - 60fps on mobile!