メモを取る環境は多々ありますが、ローカルで行っている人も多いはずです。そして最近であればMarkdown記法を使っているケースが多いでしょう。その結果、特定のフォルダやローカルディスク内に多数のMarkdownファイルが散らばったりします。 そうした情報の散在や特定Webサービスによる情報のロックインを防げるソフトウェアがnotesです。

notesの使い方

notesはコマンドであり、newサブコマンドで新しいファイルを作成できます。

$ notes new Test

環境変数のEDITORで編集できます。そしてlsで保存されているファイルを一覧できます。

$ notes ls
Test.md

さらにgrepでファイル内部を含めて検索できます。

$ notes grep H.*e
Test.md

開くときにはopenを使います。

$ notes open Test.md

notesはとても簡単に使えます。そしてローカルのディレクトリ内でノートをまとめて管理できます。とてもシンプルなのですぐに使いこなせるでしょう。あくまでもローカルファイルの一部なので、利用を止めるのも簡単です。

notesはShellスクリプト製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

pimterry/notes: Simple delightful note taking, with more unix and less lock-in.