HTML5で追加されたAPIの一つにlocalStorageがあります。特定のサイト内で使える簡易的なストレージですが、一つのサイトでしか使えないのが難点です。時に別なサイトでも使いたいと思うことがあるでしょう(特にサブドメイン)。 そこで使ってみたいのがCrossStorageです。クロスドメインで使えるストレージです。

CrossStorageの使い方

使っているところです。外部ドメインにあるlocalStorageを使えます。

別なドメインからも。

CrossStorageではハブになるドメインが一つ必要です。そこではアクセスできるドメインを指定し、さらにパーミッションを設定できます。そして外部ドメインからはiframeを使ってメッセージを交換する仕組みになっています。原理はシンプルですが面白い仕組みです。

CrossStorageはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

zendesk/cross-storage: Cross domain local storage, with permissions