Appleの提供する決済システムApple PayはiOS、macOSユーザにとっては便利な決済方法となっています。通常Webサービスレベルで提供されるところが、OSと関連した形で使えるのが特徴です。また、決済に対して障壁の少ないApple IDが使えるのも利点です。 そんなApple PayをWebシステムで手軽に使えるようにするのがappr-wrapperになります。

appr-wrapperの使い方

こちらはデモです。決済ボタンがあります。

決済を開始しました。

筆者アカウントの場合、請求先住所の問題で失敗します…。

appr-wrapperではサンプルのJavaScriptコードも提示されています。この方法に沿って書くことで、簡単にApple PayをWebブラウザ上で実現できるようになります。小さなコマースに組み込んでみるのも良いですし、ちょっとした物販で使っても良さそうです。

appr-wrapperはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Apache Licnese 2.0)です。

appr-wrapper: Payment Request API wrapper for Apple Pay JS GoogleChrome/appr-wrapper: Payment Request wrapper for Apple Pay JS