プログラミング言語はもちろん、そのバージョンもプロジェクトによって異なるのはよくあることです。その度にインストールし直していたり、依存ライブラリによってインストールがうまくいかなかったら非常に面倒です。 そこで使ってみたいのがanyenvです。rbenvやpyenvなどのいわゆる○○env系をまとめてくれるソフトウェアです。

anyenvの使い方

インストールは次のように行います。

$ git clone https://github.com/riywo/anyenv ~/.anyenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
$ exec $SHELL -l

例えばrbenvを入れる場合は次のようにします。

anyenv install rbenv

後はrbenvが普通に使えるのでRubyをインストールして使えばOKです。anyenvが対応しているのはrbenv(Ruby)、plenv(Perl)、pyenv(Python)、phpenv(PHP)、ndenv(node)、denv(D)、jenv(Java)、luaenv(Lua)、goenv(Go)となっています。

anyenvを使ってこの辺りの言語を共通して管理できるのは楽そうです。名前が同じ形をとっているため、使い方としても殆ど変わらないと思われます。

anyenvはBashスクリプト製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

riywo/anyenv: all in one for **env