ここ数年、静的サイト構築ソフトウェアが多数出てきています。その多くがMarkdown記法で記述してHTMLに変換します。RubyのJekyllやOctopressなどが有名です。 多くはスクリプト言語で作られていますが、今回はJavaで作られたJBakeを紹介します。

JBakeの使い方

JBakeのインストールはSDKMANを使って行います。インストール後、まずはフォルダでベースを作ります。

$ jbake -i
JBake v2.5.0 (2016-10-07 20:26:22PM) [http://jbake.org]

Base folder structure successfully created.

そうすると次のようにファイルやフォルダが生成されます。

!%5B%5D(open-source-JBake-2.png)

サイトを作成している時にはHTTPサーバを立ち上げてプレビューできます。

!%5B%5D(open-source-JBake-1.png)

JBakeはJekyllにインスパイされた作られているようです。最初のテンプレートはBootstrapベースで、カスタマイズしやすいでしょう。Javaプログラマの人であれば本体のカスタマイズにも手が出しやすいはずです。

テンプレートはFreemarker/Groovy/Thymeleaf/Jadeに対応しています。ドキュメントはMarkdownの他、AsciiDocも使えます。その他、バージョン管理を考慮されていたり、ドラフト投稿機能もあります。

JBakeはJava製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

JBake - Java based open source static site/blog generator jbake-org/jbake: Java based open source static site/blog generator for developers & designers.