Slackはオンラインチャットの定番になりつつありますが、使いやすさのために利用するGUIアプリケーションは多大なメモリを消費します。その結果、消費電力を増やしたり、負荷が高くなったりします。 そこで使ってみたいのがSlack-Gitsinです。ターミナル上で使えるCUIベースのSlackクライアントです。

Slack-Gitsinの使い方

Slack-Gitsinは送信専用のようです。起動すると専用の slack> という入力状態になります。まずチャンネルを確認します。

slack channels.list

次にメッセージを送る場合は、まず次のように入力して実行します。

slack chat.postMessage "Send" [CHANNEL_NAME]

そうするとメッセージ入力状態になります。この時、ユーザ名などは入力補完されます。

ファイルのアップロードも可能です。

slack files.upload Upload [CHANNEL_NAME]

Slack-Gitsinの欠点としては一つのチームしか使えないことでしょう。新しいメッセージがくると通知が来る仕組みになっています。メモリの消費量は確かに減少しますが、チャットクライアントとしてはまだ物足りない点があります。今後に期待したいソフトウェアです。

Slack-GitsinはPython製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

yasintoy/Slack-Gitsin: A beautiful Slack command line interface (CLI -> uses 20mb memory).