GitHub Pagesはとても便利な仕組みです。特定のリポジトリにおいてgh-pagesというブランチを作成するだけでそのままリポジトリの内容が公開できます。静的サイトを公開するのであれば、それくらい手軽であるべきでしょう。 今回紹介するオープンソース・ソフトウェアはnginx-pages、nginx上でGitHub Pages風の機能を再現できるソフトウェアです。

nginx-pagesの使い方

以下のサイトはデプロイ例です。

デプロイはSCPで行います。コンテンツはそのままnginx上で公開されます。そのためJekyllなどを使っていても、静的コンテンツを生成してしまえば後はどこでも自由にデプロイができます。

技術的にはLet’s Encryptを使うようになっており、独自ドメインでもSSLが使えるようになっています。後はシェルスクリプトを使ってnginxの操作を行い、コンテンツをデプロイします。

nginx-pagesはBashスクリプト製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

samuelcolvin/nginx-pages: static site server using nginx with auto deploy via scp