Mac OSXにはスマートフォンのようにアプリストアが存在します。これを使うことでアプリケーションが探しやすくなったり、インストールが容易になると言ったメリットがあります。しかし問題はApp Storeアプリが重たく、使い勝手が悪いということです。 そこで使ってみたいのがmasです。CLIベースでアプリのインストールができるソフトウェアです。

masの使い方

masでlistコマンドを使うと購入済みのアプリがリストアップされます。

$ mas list
409203825 Numbers
478330793 Camtasia 2
403858460 EchofonLite
409201541 Pages
497799835 Xcode
585829637 Todoist
409183694 Keynote
404010395 TextWrangler
419330170 Moom
803453959 Slack

大事なのはこの左側の数字で、これを使ってインストールすることができます。

$ mas install 803453959

さらにupgradeを使って古いアプリをまとめてアップデートできます。

$ mas upgrade
Upgrading 1 outdated application:
Todoist:やるべきことリスト|タスクリスト (6.3.1)
==> Downloading Todoist:やるべきことリスト|タスクリスト
==> Installed Todoist:やるべきことリスト|タスクリスト

App Storeは便利な仕組みなのですが、動作がもさっとしていてうまく表示されなかったりと使っていてストレスを感じてしまいます。そこでmasを使うことで、よりシンプルにさくっとアプリのインストールができるようになるでしょう。

masはMac OSX用、Ruby製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

argon/mas: Mac App Store command line interface