gumiがVR専門の子会社を設立するなど、VRに対する期待は大いに高まっています。ゲームでの利用はもちろんのこと、遠隔地操作など多くの利用が考えられるだけに、その可能性を考えるとわくわくしてきます。 そんなVRをWebブラウザ上で楽しむためのスターターキットと言えるのがWeb VR Starter Kitです。

Web VR Starter Kitの使い方

Web VR Starter Kitのデモです。パノラマ写真を楽しめます。デスクトップブラウザの場合、マウスで動かせます。OculusのようなVRグラスをつければ、被って頭で映像の方向を変えられます。

360度の写真が必要ですが、そこはRICOH THETAなどが使えますね。

別なデモです。動画をVRの中で閲覧できます。使いこなせばゲームさえ作れるのではないでしょうか。

スマートフォンで見た場合、映像をぐりぐりと動かせます。ハコスコのように1画面で見ることも、Oculusのように2画面に分けて表示も可能です。

多数のデモがありますので、ぜひVRグラスとともに楽しんでみてください。Webで扱えるようになると、VRコンテンツを作ってみようと考えると人も増えるのではないでしょうか。

Web VR Starter KitはHTML5/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

2016年01月03日:誤字修正

パノラマ - Loading a spherical panoramic photo

アニメーション - Simple animation, moving and rotating objects

- A realistic daytime sky with movable sun and lighting

サウンド - Audio sources in 3D space, triggered by looking at objects

動画 - A video playing on a flat surface.

povdocs/webvr-starter-kit