今時のWebサイトにおいて、多言語対応は必須と言えます。方法は幾つか考えられますが、基本は3つに分けられます。一つはドメインやパスごとに言語を分けてしまう方法、もう一つは閲覧者の情報を見てサーバ側で情報を出し分ける方法です。 最後の方法として、Webブラウザ上だけで表記を切り替えるという方法があります。それを実現するライブラリがjQuery Localization Toolです。

jQuery Localization Toolの使い方

jQuery Localization Toolのデモです。ドロップダウンで選択した言語(日本語)が表示されています。

ドロップダウンを変更すると、その場で表示が変わります。今回はポルトガル語です。

実際の方法ですが、下記のように各言語に対するラベルをハッシュで用意するというものになります。

jQuery Localization Toolの利点としては多言語対応するためにサーバ側で準備するものがないということでしょう。また、画面をリフレッシュする必要がないのでユーザにとっても楽です。デメリットとしてはクローラーに対して弱いので、ログイン必須のサイトでの利用が良いかも知れません。

jQuery Localization ToolはjQuery/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

Easy translation of your one-page website via jQuery darksmo/jquery-localization-tool