Caps Lockはタイプライターの時代に大文字ばかりを入力する手間を減らすために作られた仕組みと聞きます。その当時は役だったかも知れませんが、今の時代において使っている人がどれくらいいるのでしょうか。むしろ間違って押してしまってストレスを感じる方が多いかと思います。 そこで使わないCaps Lockキーに別な役割をつけられるのがuncapです。Caps Lockの特性は残したまま使えるのがユニークです。

uncapの使い方

uncapはコマンドプロンプトで使います。例えばこんな感じです。

uncap.exe 0x14:0xa2

これでCaps Lockキーの役割を変えることができます(上記の場合は左Ctrlキーにしています)。例えばCtrlキーにしたり、Windowsキーにすると言った具合です。もちろんCaps Lockキーなので押しっぱなしと同じ状態になります。

つまりゲームやグラフィックスソフトウェアなど特殊な用途においてCtrlキーを押しっぱなしで作業しなければならない時などに使うと便利ということです。ぜひお試しください。

uncapはWindows用、2-clause BSD lisenceのオープンソース・ソフトウェアです。

susam/uncap