GitHubにはWiki機能がありますが、あれはGitHubのドメイン内の機能になります。そのためGitHub Pagesのように自分たちのプロジェクトページで使うことができません。しかしオープンソース・プロジェクトのWebサイトはみんなが自由に編集できると楽しいでしょう。 そこで使ってみたいのがwiki-hubです。GitHubプロジェクトをWikiライクに変更できるソフトウェアです。

wiki-hubの使い方

wiki-hubをJekyllと組み合わせたデモです。まずはページの一覧が出ます。

ページを見るとコンテンツが表示され、その中にSuggest changeボタンがあります。

ボタンをクリックすると編集画面になります。

日本語で編集してみます。

編集内容がGitHub上にポストされました。今回は誰でも編集できるモードになっています。

編集した内容はGitHubのpull reqになります。

差分を見る限り、日本語が文字化けしています…。まぁこれくらいは簡単に直せるでしょう。

Wikiの難点として履歴管理機能が常に問題になりますが、最近はGitHubを使った例も増えています。wiki-hubはその内容をローカルのGitリポジトリではなく、GitHubに飛ばすという点がユニークです。pull req形式なので、実際の反映には時間がかかるかも知れませんが、Wikiのような荒らしのリスクは軽減できそうです。

wiki-hubはnode/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

wiki-hub/wiki-hub