オンラインコミュニケーションの手法は幾つかあります。Webチャット、IRC、Slack、メッセンジャーなど用途に合わせて選べるサービスが幾つも存在します。 今回は懐かしのIRCっぽい、それでいて新鮮なコミュニケーションツールHeimを紹介します。

Heimの使い方

Heimのデモです。見て分かる通り、テキストのみのシンプルな画面です。

各発言がスレッドになっていて、任意の場所にリプライできます。

かなり深いスレッドもありますし、閉じておくこともできます。

左側にはディスカッションメニューがあり、リプライ数が表示されています。

ここで好きなスレッドを選んで返信できます。

HeimはIRCやSlackのようにどんどん追加されていくだけでなく、スレッドのように議論をまとめておけるようになっています。それでいてスレッドがすべて並列に並んでいるのでいちいちスレッドをクリックして開くような面倒さもありません。

技術的にはWebSocketを使うことでリアルタイム性を持たせており、バックエンドにはPostgreSQL、フロントエンドはReact/Refluxとなっています。

HeimはGo製、GNU Affero General Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

euphoria! euphoria-io/heim