jsmpeg-vnc – WebSocketで接続するリモートビューワー
リモート接続しようと思ったら使われるのがVNCサーバですが、セットアップや専用クライアントの準備など、若干手間がかかるイメージがあります。 そこで使ってみたいのがjsmpeg-vncです。jsmpeg-vncはWebブラウザ向けにWebSocketでリモート接続ができます。
jsmpeg-vncの使い方
jsmpeg-vncはWindows用のバイナリがあり、それを実行するとWebサーバが立ち上がります。以下のようにウィンドウのタイトルを指定します。
jsmpeg-vnc.exe -b 2000 -s 640x480 -f 30 -p 9006 "Quake 3: Arena"
そしてWebブラウザからサーバにアクセスすると、そのアプリケーションだけが表示されます。
WebSocketで通信なので反応はいいです。
jsmpeg-vncはブラウザから操作することはできませんが、指定したウィンドウだけ(例えばWebブラウザなど)他の人に見せたいといったニーズにはぴったりではないでしょうか。専用クライアントソフトウェアが不要なのも敷居が低くて良いのではないでしょうか。
jsmpeg-vncはWindows用、GPL v3のオープンソース・ソフトウェアです。