写真コンテンツの上に文字を載せて表示しているケースは多々あります。大抵は選び抜かれた写真と文字の配置になっており、写真と文字どちらかを変えるとテキストの配置も考え直さなければなりません。 そうしないと写真のメインコンテンツと重なってしまって写真を台無しにしたり、テキストが見えづらくなったりします。そこで使ってみたいのがImagenieです。

Imagenieの使い方

Imagenieは写真コンテンツを解析して、以下のようなデータが取得できるライブラリです。

{
	"imagePosition": "qq-mr",
	"imageContrast": "light",
	"layoutScheme": "quietest-quadrant",
	"textFillPercent": 100,
	"themePalette": {
		"primaryColor": "#8c6543",
		"color1": "#8c6543",
		"secondaryColor": "#d39d65",
		"color2": "#d39d65",
		"color3": "#352213",
		"color4": "#f0d1b5",
		"color5": "#ae9876"
	},
	"mood": "warm",
	"generatedCss": ""
}

つまり文字の色であったり、その場所などを示唆してくれます。例えば特に考えずにやると、

こうなってしまう表示に対して、Imagenieを使うことで

このように文字も写真も見やすい位置に修正ができます。別な写真の場合。こちらもテキストと写真が見やすくなっています。

デザイナーの方が画像編集ソフトウェアで行っている限りは問題ありませんが、システムで自動生成していたりすると場合によって文字がとても見づらくなるでしょう。Imagenieを使えばそうした問題が解決します。

ImagenieはPython製、GPLのオープンソース・ソフトウェアです。

Imagenie | Design + Image Sentiment richardhealy/imagenie