Markdownでスライドを作る人が数多くいます。テキスト中心の方が内容に集中できるので、より分かりやすいスライドを作ることができます。また、そのためのHTMLプレゼンテーションを作成するソフトウェアも多いです。 odpdownもMarkdownファイルをプレゼンテーションファイルに変換するソフトウェアなのですが、ちょっと変わっています。なぜなら生成するファイルがOpenDocumentフォーマットなのです。

odpdownの使い方

インストールはGitHubのリポジトリをクローン後、関連ライブラリのインストールなどを実行します。

$ git clone git@github.com:thorstenb/odpdown.git
$ cd odpdown
$ pip install -r requirements.txt
$ python setup.py install

そうするとodpdownが使えるようになります。例えばdemoディレクトリでmakeを実行します。できあがったプレゼンファイルが以下です。

まだ1ページ目しか生成されないのですが、ちゃんとOpenDocumentフォーマットで生成されます。LibreOffice/OpenOffice.orgがあればそのまま再生ができます。そこにアニメーションなどをつけるのも簡単でしょう。

odpdownはPython製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

thorstenb/odpdown